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漏電しゃ断器の必要性

近年、家庭内設備(台所など)のオール電化への移行が主流になりつつありますが、電気を使用する場面が増えるということは電気に関する事故が起きる確率も上がると考えられます。身近な事故例では、漏電による感電や火災といったものが上げられます。感電については特に台所のような水回りでは、一段と危険度は上がります。

特に人体(手や腕など)が水で濡れている場合などは、通電しやすい状況下にある為、痛みに気付く段階であればまだいいですが、最悪の場合、生命に関わる重大な事故になるケースもあります。また、漏電による火災事故も存在します。工場のみならず一般家庭では家電や電子機器のケーブルが経年劣化による破損から漏電による火災も起こっております。

そういった漏電による事故の防止の為に、電路の漏電を検知した段階で早急な遮断を行う必要があり、その為に漏電しゃ断器やその他の電気事故防止の為に、配電盤内部で使用されているさまざまな種類のブレーカが存在しています。

漏電しゃ断器のしくみ

ブレーカ原理 本来、正常に電路を電流が流れている場合、行きと帰りの電流値は等しく(和=0)なるのが正常です。しかし、電路上で漏電が発生した場合、行きと帰りの電流値差が発生します。

この電流差による磁界が発生することにより零相変流器(ZCT)から零相電流を出力します。この零相電流を受けて制御回路で設定値以上であることを判断すると、トリップ機構にしゃ断器引き外し信号が出力されることにより、遮断動作が行われます。(右図参照:クリックで拡大)

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